2月4日、自然ふれあい事業でスノーシューイベントを開催。
大山寺の古地図に御幸御旅所址と記される謎の台地を目指して雪山を歩きました。
大山の祭礼の神輿行列は御幸行幸と呼ばれ、かつては釈迦堂下の南光河原まで下りて引き返しました。
途中、中世の修行用氷室跡で雪を掛け合ってみそぎを行い、謎の台地では持参した釈迦如来の絵を供えて真言(マントラ)を唱え、一年の幸せを祈りました。
御旅所とは神幸の目的地とされる場所です。
謎の台地はかつて大山寺南光院派の中心であった釈迦堂(跡)の近くの丘にあり、元々の釈迦堂があった場所ではないかと推測されています。
参加者は14名、自然公園指導員のボランティア2名と財団スタッフ2名が案内しました。
残念ながら天候が悪く絶景は望めませんでしたが、積雪期以外は行くのが困難な聖地に行けたことを参加者は喜んでいました。