6月も中旬に入りました。
浄土平湿原では引き続きワタスゲの白い果穂が見ごろとなっています。
ワタスゲについては昨年は数が少なく、見ごろの時期もはっきりしないまま終わってしまった残念な年でしたが、今年は多いです!
6月下旬までは楽しめそうですが、いまがピークと思われますのでお早めにお越しください。
このあとは白い綿毛が抜けて飛んでいきます。
イワカガミもまだ見ごろ。
木の陰など目立ちにくい場所に多いので探してみてください。
花期の終盤となりました。ピークは過ぎましたが6月下旬までは楽しめそうです。
イソツツジの開花が始まりました。まだ蕾のものが多いです。
見ごろは6月中旬〜下旬になると思われます。
桶沼の登山道にたくさん見られます。
この群落はツンツンした印象の花ですが、丸みを帯びた印象のツマトリソウもあります。
同じ種でも個性があります。
花弁が6枚の花と7枚の花が並んでいました。
桶沼へ行く道も新緑から深緑へと急速に変化して、夏モードになっています。
ちょっとした探検気分で散策をお勧めします。
雨の後などは足元が悪い区間もあります。歩きやすい靴でお越しください。
吾妻小富士や浄土平湿原にくらべると 訪れる方はかなり少ない桶沼ですが、植物観察にはお勧めの場所です。
もうじき梅雨入りという時期になりましたが、真夏の前のこの季節がいちばん開花する種類が豊富です。
姥ヶ原のチングルマは見ごろですが、かつて(15年〜20年くらい前まで?)の「お花畑」のような状況ではありません。
土壌流出などが要因で生育数は少なくなりました。
花は6月中旬〜下旬くらいまで楽しめそうです。