自然紹介 2018/09/03

もくもくともぐもぐ

 ニホンザル、ツキノワグマなどなど、上高地にはいろいろな動物が生息していますが、最近多く寄せられている目撃情報は、このニホンアナグマです。
 私自身、数年前に見たきりだったので、今日は久々の対面となりました。
 とはいえ、嬉々とするこちらのことなど知ったこっちゃないアナグマさんは、一心不乱に土の中に顔を突っ込んで餌探しにいそしむばかり。来る冬眠に向けての大事な時期ですから、こちらに構っている暇などないのも納得です。

 アナグマとは言いますが、分類はイタチ科。
 ミミズや昆虫類を好むそうなので、この子もそれ目当てなのでしょう。
 今は比較的すらっとした体型ですが、冬眠直前にはぷっくりまるまるとした姿になるそうです。
 まさに食欲の秋。加えて、上高地の秋は短いので余計に必死なのかもしれませんね。
 もりもり食べて健やかに冬を過ごしてくれればなぁと思います^^

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