先日夕方にオロンコ岩を登りましたので、撮影した花をご紹介します!
階段脇では白い釣鐘形のモイワシャジンや紅紫色のイブキジャコウソウが開花中です。
今の時期は、オロンコ岩岩壁に生育しているイブキジャコウソウも頂上から観察出来ます。
茎の上部は枝分かれして長さ2~5cm程の花穂を出し、長いものは垂れ下がります。
花は先端から咲き始め、花びらはありません。長い雄しべが穂から突き出しています。
海岸付近の草地を好み、楕円形の葉に細かなギザギザ(鋸歯縁)が付いています。
こちらの植物は、花の形が舞楽に用いられる被り物に似ていることから「鳥兜」と呼ばれるようになりました。
写真のエゾトリカブトはトリカブトの中で一番の毒性を持つといわれています。
もちろん見ているだけなら問題ないため、安心して観察しましょう。
オロンコ岩は、開花する植物達の変移を街中で気軽に楽しめるところが魅力です。
気になる花や動物など質問がありましたら、スタッフにお声がけください!
<担当:畔柳>