自然紹介 2018/11/01

秋の森

知床の紅葉はすでに終わりかけていますが、森の中へ一歩入ってみると綺麗な葉をつけた木々がまだあります。

お気に入りの木を見つけたら太陽の光で葉を透かしてみるとお洒落に楽しめます。

特にハウチワカエデの紅葉が見事でしたが、今年はミズナラなども綺麗に色づいています。

道の途中ではヤマブドウが落ちていました。

秋の実りをそっと一口。酸味が強かったですが、奥にブドウの甘みを感じました。

野生動物達にはごちそうですね。



地面には落ち葉が積もり歩くたびにカサカサと気持ちの良い音が聴こえます。

時には立ち止まって周りの音に耳を澄ましてみましょう。

自分の周りで音がすれば動物が近くにいるかもしれません。

今回はエゾシマリスを見つけました。

冬眠はもう少し先のようです。落ち葉の隙間にエサがあるようで、色んな場所で探してはエサを口に運んでいました。

段々と頬袋が膨らんで満足気にその場を去っていきました。

知床もそろそろ初雪の便りが届く季節、少ない秋の時間を楽しみましょう。

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