自然紹介 2020/07/09

ボッケ遊歩道の夏模様


【葉っぱオバケ状態のミズバショウ群落】

こんにちは!阿寒湖も暑い夏がやって来ました。今日の予想気温は27℃、少し肌寒く曇りがちな空はすっかり青空へと変わりました。
この時期、来館者の皆さんからよく聞かれるのがEMC裏手の木道沿いの巨大葉っぱについて。小松菜のオバケのようですが、ミズバショウの葉が大きくなったものです。大きさは約70センチくらい、まだもう少し大きくなりますがここまで大きくなるのもなかなか見られません。


【コウライテンナンショウ】

こちらもこの時期ならではのコウライテンナンショウ、別名マムシグサ。
茎の模様がマムシのようで散策路沿いでも存在感があります。
写真映えするなぁと激写していたからでしょうか?…


【ボッケ遊歩道の主、アオダイショウ】

マムシならぬアオダイショウに道をふさがれました。1mほどの見事な青みがかった姿です。歩道脇の植物に気を取られて、根っこかと思いあやうく踏むところでした…汗
不意に現れるとビックリしますが、親切にもすぐUターンして草むらへ引き上げてくれました。毒はないので、そっとしておけばすぐ退散してくれるおだやかな蛇です。くれぐれもイタズラはお控えください。


【山桑の実】

山桑も実を付け、だいぶ色づいて来ました。かなり小ぶりですが、たくさん実っています。
葉にも特徴があり、なぜこの形になったのか不思議でなりません。


【ツルアジサイ】

毎年きれいな白い花を咲かせてくれるツルアジサイ。今年も絵になる姿です。
エゾハルゼミもまだまだ元気に鳴いて、暑い中、涼しい森を歩くには気持ちのいい時期です。
ちょっと歩くだけで気分転換になり、森のパワーで免疫アップ。
阿寒湖の暑い夏は短いですが、その分、魅力満載です!ぜひお待ちしています。
             (担当:畠山)

新着ブログをもっと読む