11月2日、鏡ヶ成湿原で草原と湿原の保全作業を行いました。
鏡ヶ成湿原には大山地域では珍しい高地湿原が残されていますが、
近年は乾燥化が進み規模が縮小していました。
大山ではこの貴重な自然環境を保全活用していく目的で、
環境省や県、鳥取大学、サントリーなど産官学が協力し、
鏡ヶ成保全再生活用協議会を組織して保全活動を行っています。
当日は素晴らしい晴天に恵まれ、見ごろを迎えた紅葉を周りの山々に見ながら、
湿原の散策道横で事前に刈られた草を集めて湿原の外に運び出しました。
また鳥取大学の学生たちは来年春に山焼き(野焼き)を予定しているエリアで、
火道(防火帯)の草除けを行いました。