10月22日、紅葉が進む大山寺地区で、自然ふれあいイベント「阿弥陀堂周辺の謎の遺跡を探る」を開催しました。財団事務所のある大山寺地区は古くから大山寺を中心に山岳仏教の聖地として栄えた場所で、森の中に100を超える寺院跡があります。
今回は大山寺地区の西に広がる西明院谷遺跡群を探りました。
西明院とは大山寺の阿弥陀堂を中心にまとまった寺院グループ。今回は自然解説ではなく普段知らない寺院跡を巡り、歴史を偲ぶイベントとして企画しました。
大山寺は長い歴史がありますが、度重なる自然災害や戦災などで古い文献や地図がほとんど消失してしまっており、西明院谷の奥の遺跡はどんな建物だったのか不明になっています。
参加者は西明院の遺跡分布地図や18世紀末と19世紀末の地図を見ながら、遺跡や古い道の跡を巡りました。