6月2日、大山に夏山登山シーズンの到来を知らせる「大山夏山開き祭」が開催されました。
参加者は早朝から登山を開始。10時に山頂の頂上碑の前で大神山神社の神官と行政、山岳関係者、登山客約250名により、厳かに山頂祭の神事が執り行われ、シーズン中の安全を祈願しました。山頂祭には鳥取支部の田渕直人所長が参加し玉串を奉納しました。
6月1日の前夜祭は博労座駐車場を会場に正午からステージイベントを展開、20店ほどのグルメ屋台とともに祭を盛り上げました。恒例のたいまつ行列は午後7時半に開始、昨年と同様の約1000人の参加者が、大神山神社奥宮下の西楽院跡から会場まで約800メートルの参道を練り歩きました。
到着後はステージで僧兵太鼓と石見神楽が奉納され、にちなん中国山地林業アカデミーが大山の保全活動である「一木一石活動」に協力したことにより、「大山の頂上を保護する会(事務局:鳥取支部)」の会長である竹口大紀大山町長から表彰されました。
大山には年間6万人近い登山者が訪れます。
今シーズンもたくさんの方に安全に大山登山を楽しんでいただきたいと願っています。