2月2日の節分に、自然ふれあい事業「スノーシューで行く 願掛け地蔵に願いを込めに」を実施しました。このイベントは大山寺に伝わる願掛けを冬用にアレンジしたスノーシューハイクで、自然公園財団の冬の定番イベントとなっています。
参加者はまず、大山寺山門前でスノーシューを履いて聖域への入り口である金門を目指しました。
金門では節分らしく豆まきをしてから、上流の賽の河原で大山寺のご本尊である地蔵菩薩に雪玉を奉納、その後、それぞれが願いをこめた雪玉をつくりました。
大山は古来より大神が鎮座する山として崇められ、その神は地蔵菩薩の化身と考えられています。
大山に伝わる願掛けの方法は、金門で拾った石を願掛け岩(願掛け地蔵)へ奉納することでかなうとされていますが、冬は雪が深くて河原の石が拾えないので雪玉が代用です。
参加者は数多い寺院跡を尻滑りなどしながら踏破し、寂静山の向こうの谷にある願掛け岩(願掛け地蔵)を目指しました。