イベント活動報告 2025/02/05

節分に、願掛けスノーシューハイク・イベントを実施


大山寺山門前でスノーシューを履いた後、金門を目指し参道を歩く

2月2日の節分に、自然ふれあい事業「スノーシューで行く 願掛け地蔵に願いを込めに」を実施しました。このイベントは大山寺に伝わる願掛けを冬用にアレンジしたスノーシューハイクで、自然公園財団の冬の定番イベントとなっています。


金門到着。写真には写っていないが、神々しい大山北壁が見えていた。

参加者はまず、大山寺山門前でスノーシューを履いて聖域への入り口である金門を目指しました。


五段積みの雪玉をつくり、大山と地蔵菩薩に供える。

金門では節分らしく豆まきをしてから、上流の賽の河原で大山寺のご本尊である地蔵菩薩に雪玉を奉納、その後、それぞれが願いをこめた雪玉をつくりました。


大山と地蔵菩薩を礼拝。それぞれ願いを込めた雪玉を持って願掛け岩へ

大山は古来より大神が鎮座する山として崇められ、その神は地蔵菩薩の化身と考えられています。
大山に伝わる願掛けの方法は、金門で拾った石を願掛け岩(願掛け地蔵)へ奉納することでかなうとされていますが、冬は雪が深くて河原の石が拾えないので雪玉が代用です。


500年前に使用されていた旧参道を歩く。奥に見えるのは大神山神社山門

参加者は数多い寺院跡を尻滑りなどしながら踏破し、寂静山の向こうの谷にある願掛け岩(願掛け地蔵)を目指しました。


寺院跡の斜面は尻滑りに最適


ところどころで自然観察。ノウサギの足跡と食痕、フンを発見


寂静山の谷を下る


願掛け地蔵に願いを込めた雪玉を供える。隣が願掛け岩

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