あとひと月もすれば毎年楽しみにしているミヤマキリシマの季節。
その前に少しでも登山道整備を進めたいところ。。。
韓国岳や池巡り自然探勝路などやりたいところだらけです。
今回は夷守台～大幡池に気合いを入れて行ってきました。
画像は作業前。
人が通ることにより削れ、そこが水路となりさらにえぐれていきます。
そこに環境に合わない形で杭と階段を設置したことにより拍車がかかった状態。
右側の赤茶けた土はどんどん流れ、左側には複線が発生。
これはなんとかしなければなりません。
以前からの応急的な階段ははずして、
水の流れ、人の動きをイメージしながら新しく木材を設置していきます。
１か所目作業後
地中で土砂の流出を防ぐ役割をしている木々、木の根が露出してしまった部分も埋め戻すことにより、自然を守れさらに登山道も守れます。
２か所目作業前
はげしくえぐれてます・・・
まずは基礎となる木材を設置した状態。
なんと、ここは５０ｃｍもかさ上げしなくては、周辺植生を守れません。
周辺登山道からかさ上げの材料となる枯れ枝や土や石をかき集めて運びます。
登山道を何往復もするのでなかなかのトレーニングです(笑)
２か所目作業後
元々急斜面でしたが、工夫に工夫を重ねて、登山中に足を上げやすい２０ｃｍほどに段差を設置。
うまくいけばこれで登山道周辺の自然環境を守れるはず。引き続きモニタリングして必要であれば修正していきます。
昨年から登山道整備に関しての研修に積極的に参加し、
いざ登山道で実践し、毎回多くの学びを得ています。
新緑が広がり、これから多くの登山者で霧島山がにぎわいそうです。
より良い自然環境にするため一生懸命楽しく頑張ります！！
