自然紹介 2019/07/01

浄土平の開花状況


一切経山と池塘 (R1.7/1)

磐梯吾妻スカイラインはおよそ9ヶ月ぶりに、6月28日(金)から再開通しています。
ところが再開通2日後、沿線の火山ガス濃度が高くなり規制基準値を超えたため、不動沢~浄土平間(7.5km)が通行止めになりました(7/1朝、解除)。
この区間は当面、「夜間通行止め」となります。

浄土平の施設も閉鎖中であり、まだ平常どおりとは言えませんが、季節の移り変わりはしっかりと進んでいるようです。
梅雨らしい空模様が続いています。
この季節の代表的な植物たちが咲きそろってきました。


マルバシモツケ、イソツツジ、ガクウラジロヨウラク、サラサドウダン


クロマメノキ、ハナニガナ、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ


磐梯吾妻スカイライン沿線のタニウツギ


ギンリョウソウ

イワカガミはほぼ終わりです。
ワタスゲの果穂も終わりが近づいています。

ハクサンシャクナゲはまだつぼみです。開花は7月中旬くらいでしょうか。

7月中旬(予定)まで、浄土平にはトイレもないため、長時間滞在するには落ち着かないかと思いますが、浄土平湿原~桶沼辺りを少し散策すると、これらの植物に出会うことができます。
訪れるお客様も少なく、静かな浄土平を楽しむことができます。

そして静かな浄土平に、一切経山の大穴火口方向から、ゴオーーッという噴気の噴出音が響いています。

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