浄土平周辺でハクサンシャクナゲの開花が始まりました。
時期は例年より少し遅いかもしれません。
見ごろは7月中旬~下旬(場所によります)。
今年、花の数は少なめとなりそうです。
なお、ネモトシャクナゲの開花はまだ確認できていません。
もともと数が少ないので、貴重な存在です。
浄土平駐車場から15分ほど登ると、大きな火口を見ることができます。
砂礫の安定しない土壌ですが、火口の内側にも植物が徐々に再生している様子が分かります。
50年、100年という単位で見ていくと、
将来もっと緑に覆われた山に姿を変えていくかもしれません。
シャクナゲは吾妻小富士の周辺でも見られます。
手軽に展望を楽しむなら 吾妻小富士がオススメですが
花や植物を観察するなら、浄土平湿原~桶沼を散策してみてください。
食虫植物として有名なモウセンゴケ。 これから小さな、白い花を咲かせます。
花も咲き、種をつけるので コケの仲間ではありません。
たまにハエやトンボなど小さな虫が、葉の粘液に捕らえられている様子が観察できますが、
虫は栄養補助食品?のようなもので、虫を捕らえなくても生きていくことはできます。
意外にグルメな植物なのかもしれません。。
浄土平湿原は、一周30~40分ほどの歩きやすい散策コースです。(歩くだけなら20分程度)
今は初夏から夏の植物へ移り変わりつつあります。