磐梯吾妻スカイラインは積雪、路面凍結のため、11/9(月)から全線通行止めとなっています。
「冬期通行止め」に入るのは11/15(日)17時~なので、それまでに道路の雪が融け、通行の安全が確認されれば解除となりますが、残りあと2日、現状では再開はむずかしいように思われます。
浄土平支部スタッフは冬期閉鎖に向けた準備作業のため、通行許可を得て浄土平へ上がりましたので、11/12、13の様子をご紹介します。
今シーズン、現地から自然情報を発信できる日も残り少なくなりました。
まずは道路状況ですが、11/12から晴天となり、日の当たる場所では雪融けが進みアスファルト路面が出ていますが、日が当たりにくい場所では圧雪。
関係車両の通行はありますので、雪と轍で走行しづらいところもあります。
浄土平ビジターセンターの観測で11/12(木)、浄土平の最低気温はマイナス11.5℃。
日中はプラスの気温となっています。
会津側の浄土平~土湯峠間のほうが積雪が多く、この日は土湯ゲート側から浄土平へは上がってこられない状況でした。
浄土平付近の積雪は、吹き溜まりでは20cmくらいありそうですが、おおむね10cm以下で、晴天が続けばほぼ融けそうなくらいです。
日陰など一部では、来春まで消えずに残る根雪になるかもしれませんね。
湿原の池塘はすでに凍結しています。
今回の通行止め前日11/8(日)の様子をご紹介しましたが、数日で一気に冬がやってきたように感じました。
雪が積もると、動物の足跡が残ります。
ふだんはめったに姿を見ることはできませんが、動物たちも木道を利用していることが分かります。
キツネではないかと思われる足跡がありました。
動物も植物も冬支度です。
気温は2~3℃程度でしょうか。
フリースの上に風を通さないレインウェアなどを着用していればそれほど寒くはありません。
現在、道路が閉鎖中でここまで来ることができないので申し訳ないのですが、雪が積もった風景も美しく魅力的です。
道路状況に関するお問い合わせは、吾妻土湯道路管理所
TEL 0242-64-3478 へお願いいたします。