自然紹介 2021/05/20

南極(のような)物語


姥ヶ原直下 R3.5/20

鎌沼登山コースの残雪状況をお知らせします。

標高約1770mの鎌沼の南端付近では今年も、南極の氷の塊が崩れ落ちたような(?)この時期だけの迫力ある風景を見ることができます!


鎌沼畔 姥ヶ原側の南端付近 R3.5/20


ドーーーンッと音もなく崩れ落ちる瞬間を目にすることができるかも。

鎌沼コースは雪融けが進んで、通常の夏道を歩く区間がほとんどですが、コース中のところどころ一部区間はまだ残雪上を歩くことになります。

アイゼンなどの装備は必要ありませんが、雪融けの登山道を歩くため足元にご注意ください。
靴や足元が汚れることは仕方ありません。

鎌沼のすぐ近くを歩くので、足を滑らせないようご注意ください。


この場所は例年6月初旬まで残雪があります  R3.5/20


静かな鎌沼


姥ヶ原 ~ 酸ヶ平の木道  R3.5/20

酸ヶ平避難小屋及び公衆トイレは使用可能です。
トイレはまだ非水洗1ブース(和式)のみの開設です。


浄土平~酸ヶ平間の登山道の残雪 R3.5/20

雪融けの進み具合や植物の開花状況は、おおむね例年並みです。

鎌沼コースでミネザクラの開花が始まるのは5月末頃からではないでしょうか(まだ開花している植物はありません)。
姥ヶ原のチングルマは例年、6月上旬頃から開花します。

例年 6月第1日曜日に開催されていた浄土平「吾妻山開き」のイベントは今年開催されませんが、
残雪もおおむね消えて登山適期となってくるのはやはり6月頃からです。

コロナ禍により、磐梯吾妻スカイライン・浄土平周辺のお客様もたいへん少なくなっていますが、感染症対策にも配慮いただきながら、気分転換の登山を楽しんでいただければと思います。

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