鎌沼登山コースの残雪状況をお知らせします。
標高約1770mの鎌沼の南端付近では今年も、南極の氷の塊が崩れ落ちたような(?)この時期だけの迫力ある風景を見ることができます!
鎌沼コースは雪融けが進んで、通常の夏道を歩く区間がほとんどですが、コース中のところどころ一部区間はまだ残雪上を歩くことになります。
アイゼンなどの装備は必要ありませんが、雪融けの登山道を歩くため足元にご注意ください。
靴や足元が汚れることは仕方ありません。
鎌沼のすぐ近くを歩くので、足を滑らせないようご注意ください。
酸ヶ平避難小屋及び公衆トイレは使用可能です。
トイレはまだ非水洗1ブース(和式)のみの開設です。
雪融けの進み具合や植物の開花状況は、おおむね例年並みです。
鎌沼コースでミネザクラの開花が始まるのは5月末頃からではないでしょうか(まだ開花している植物はありません)。
姥ヶ原のチングルマは例年、6月上旬頃から開花します。
例年 6月第1日曜日に開催されていた浄土平「吾妻山開き」のイベントは今年開催されませんが、
残雪もおおむね消えて登山適期となってくるのはやはり6月頃からです。
コロナ禍により、磐梯吾妻スカイライン・浄土平周辺のお客様もたいへん少なくなっていますが、感染症対策にも配慮いただきながら、気分転換の登山を楽しんでいただければと思います。