磐梯吾妻スカイライン再開通後、鎌沼周辺などへのトレッキングを計画されている方も多いと思います。
浄土平支部スタッフが酸ヶ平公衆トイレ開設等のため、鎌沼コースを歩いてきましたので残雪状況などを写真でご紹介します。
酸ヶ平公衆トイレは、冬期用の非水洗1ブース(和式)が利用可能となっています。
水はまだ出ませんのでご了承ください。ペーパーは備え付けてあります。
ご利用の際は、100円程度のチップにご協力ください。
6月までは残雪期です。
いまの時期は、コースの大部分が雪上歩行となります。
雪解けはどんどん進みますので、雪を楽しみたい方はできるだけ早めにお越しになることをお勧めします。
スノーシュー、長靴などが歩きやすいです。
お持ちの方は、軽アイゼンもあるとよいかもしれません。
酸ヶ平付近は、雪解けが進んでいます。
鎌沼は解け始めています。
鎌沼の姥ヶ原寄りは残雪も多く、水面がまだ見えていませんが、沼の上を歩くのは危険ですのでやめましょう。
踏み跡が残っていても、必ずしも安全なルートとは限りませんので、進行方向と足元を確認しながら気をつけて歩いてください。
濃霧や悪天候で見通しが悪い場合はいっそう注意が必要です。
この付近は例年 6月中旬ころまで登山道に雪が残ります。
沼に近づき過ぎないよう、雪の斜面の右上あたりを巻いてください。
姥ヶ原から浄土平間は、蓬莱山(ほうらいさん)の南斜面の雪渓を歩きます。
所々にピンクのテープで木に目印が付けてあります。
晴天時はこのように先が見えるので迷うことはないと思いますが、濃霧時などは要注意です。慎重に進んでください。
風の有無などによって体感温度も大きく変わりますので、防寒対策もお願いします。
紫外線もたいへん強い時期です。帽子、サングラス、日焼け止めなどもお忘れなく。あとで大変な目に遭うかもしれません。。
5月5日まで、磐梯吾妻スカイラインは路面凍結のおそれがあるため、17時〜翌朝7時「夜間通行止め」となります。
17時に高湯、土湯峠の両ゲートが閉まるので、遅くとも浄土平を16時半には出るようにしましょう。
安全で楽しい登山をお祈りいたします。