福島市内から西の方角に見られる吾妻山。
市街地から比較的近い距離にありながら、1500m以上の標高差を眺めていることになります。
福島市内と標高約1580mの浄土平とでは気温も10℃程度違うため、平地に雪がなくても吾妻山は深い雪に覆われていて、季節ごとに違う眺めとなります。
これから冬から春に向かう季節が最も変化が大きな時期かもしれません。
2月から3月にかけて、吾妻小富士に太陽が沈む「ダイヤモンド吾妻小富士」が福島市内から見られます🌅
目を痛めるので、まぶしい太陽を見つめることは避けるべきですが、夕方、西の空が晴れていたら チラ、チラッと吾妻山の方向を眺めてみてはいかがでしょう🙏
日が沈む位置は毎日少しずつ北側(右側)へ移動していきます。
吾妻小富士(標高1707m)山頂のやや左側に沈んだ太陽が、翌日には山頂の右寄りに移動したことが分かります。
そして、それから10日後。
日が延びて、同時刻にはまだ太陽が高い位置にあります。
冬至から2ヶ月たって、日没時刻は冬至の頃よりすでに1時間以上遅くなっています。
日によって寒暖差は大きいですが、晴れれば春らしさを感じられる時期になってきました。
3月に入ると磐梯吾妻スカイライン再開通に向けた除雪作業も始まる予定です。