活動報告自然紹介 2024/04/18

鎌沼コースの残雪状況


浄土平から酸ヶ平への登山道  R6.4/16

磐梯吾妻スカイライン再開通後、鎌沼、一切経山などへの登山を計画されている方も多いと思います。
現在、残雪は平年より少なく、気温が上がると柔らかい残雪上の歩行に苦労する状況です。

コース上に地面が出ているところと雪の上、両方ありますが、日々 雪解けが進んでいますのでできるだけ夏道を辿るようにしてください。

雪の下に隠れている空洞や沢などに落ちてしまう危険性があります。
ゴールデンウィークに登山を予定されている方は慎重に行動してください。

初心者でも比較的登りやすい山ではありますが、一般的な登山適期は雪解け後の5月下旬〜6月以降となりますので、早春の登山は計画をしっかり立てて万全の準備でお願いいたします。


酸ヶ平(すがだいら)避難小屋周辺  R6.4/18


酸ヶ平分岐付近  R6.4/18

酸ヶ平付近は雪解けが早く、木道が出ています。

地面の凍上で木道が浮き上がりガタガタになっていたため、浄土平支部スタッフが補修しました。


酸ヶ平避難小屋と公衆トイレ  R6.4/16

酸ヶ平避難小屋及びトイレは使用できます。
まだ水は出ませんので、使用できるのは非水洗1ブースのみです。

水洗ブースの再開は6月頃となります。


鎌沼  R6.4/16

冬の間凍結していた鎌沼は水面が解けつつあります。


雪の下の空洞に注意!  R6.4/18


鎌沼〜姥ヶ原付近  R6.4/18

雪の斜面の上の方を歩いてください。
沼に近づきすぎると転落の恐れがあります。


鎌沼コース、姥ヶ原付近  R6.4/18

沼に近づきすぎないよう注意してください。


姥ヶ原〜浄土平間  R6.4/18

登山道は蓬莱山の南側斜面を回り込みますが、残雪が多い区間です。

目印のピンクリボンや竹竿にロープなどを設置していますので確認しながら、道迷いに注意してください。


迷いやすい箇所などに竹、ロープを設置しました  R6.4/18

今後、雪解けとともに夏道が現れてくるので、ルートは変わる可能性があります。

安全を確認しながら登山してください。


浄土平方面を望む  R6.4/18

広い雪の上では、濃霧時などは進行方向が分からなくなる恐れがあります。

踏み跡が正しいルートではない場合もありますので気をつけなければなりません。

気温が低ければ雪が締まって、登山靴(+スパッツ)で埋まらずに歩けますが、スノーシューで歩きやすい区間、場所によってはスノーシューは外すことになったりと雪上だけではないコース状況です。

スキー、スノーボードはすでに残雪が少ないためほとんど楽しめないのではないでしょうか。

晴天時は雪の照り返しや紫外線がたいへん強く眩しいので、サングラスが必要です。
強風、低温の悪天候となる場合もあります。
気象情報を確認して、無理な登山はやめましょう。

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