自然紹介 2018/10/30

女沼、仁田沼、男沼を訪ねて

土湯温泉街 H30.10/30

吾妻山の懐に抱かれた土湯温泉の奥に、癒しのハイキングに最適な3つの沼があります。

紅葉が良いころだろうなと思い、曇ったり 晴れたり 時雨れたりの変わりやすい天気の一日でしたが、訪ねてみました。

女沼(めぬま) 標高532m

(参考)コース案内(環境省ホームページ)

女沼(めぬま)、仁田沼(にだぬま)、男沼(おぬま)の順番に訪ねました。
この3つの沼の中で一番大きいのが女沼です。
水深は一番深いところで約8m。意外に浅いですね。
ヤマメ、イワナ、マス、タナゴなどが生息するそうです。

散策コースが整備されていて、とくに女沼はすぐ近くまで車で入っていけますので気軽に訪れることができます。
沼を一周したり、歩いて沼めぐりをする場合はしっかりした靴や雨具、飲み物など山歩きの用意をしましょう。熊よけ鈴等もあったほうがよさそうです。

女沼畔の散策路の様子

駐車場から15分~20分ほど歩くと「思いの滝」展望台があります。
この滝を上流にたどると浄土平。
鎌沼から発し、吾妻小富士と桶沼(おけぬま)の間を流れ下っている塩ノ川です。

散策路は落ち葉の絨毯。 ということは紅葉が早く すでに散ってしまったものもあれば、まだ青い葉もあって、全体としては今が見ごろです。

仁田沼付近 標高640m

仁田沼といえば早春、ミズバショウの群落で知られていますが、2018年はイノシシによる被害でほとんどの株が無くなってしまったそうです・・・ 回復を期待したいですね。
カタクリも見られます。

男沼(おぬま) 標高650m

最後に男沼です。
到着と同時に雨が降ってきてしまったので早々に帰路についてしまいました。。

以上、「浄土平」のスタッフが訪ねています。ふだんからこの地域をよく歩いているわけではないので詳しい情報発信ができず申し訳ありませんが、紅葉を楽しむ目的でしたらお早めに訪ねてください。
案内看板もありますが、「マイナスイオンいっぱい森林セラピー体験」のコースとなっていますので、心身ともに癒されるハイキングに最適です。

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