11月6日(水)から3日間、路面凍結と積雪のため通行止めとなった磐梯吾妻スカイライン。
11月9日(土)朝から通行可能となりました。
平地でも5℃以下まで冷え込んでいますので、標高1600mの浄土平では当然、氷点下になっています。
それでも、日中はプラスの気温になりますので、日差しがあって風がなければ 意外に暖かく感じるものです。 ・・・暖かいといいますか、それほど寒いとは思わないという感じか。
冬に向かって身体が徐々に寒さに慣れていく時期でしょうか。 もちろん感じ方には個人差があります。
浄土平駐車場周辺では所々にうっすらと雪が残っている程度ですが、やはり気温自体は低いため、昼過ぎになっても雪は解けずに残っていました。
寒さが増すと、ほとんどが水蒸気である噴気が盛んに出ているように見えます。
やかんから湯気が上がっているような状態。
すっかり落葉して見晴らしのよくなった桶沼への道は、日陰が多いため雪も残っていました。
初冬の佇まいです。
ノウサギとキツネでしょうか。 少し先にはホシガラス?の足跡もありました。
ふだんそれほど野生動物を見かけない場所でも、雪上のアニマルトラッキングは動物たちの生活ぶりを想像することができて楽しいですね。
紅葉が終わって、雪が積もる前の風景はもの寂しい感じがするものですが、3日間の通行止めを経て、少し雪もあって、新鮮な感覚で見ることができました。
11月15日(金)17時の浄土平冬期閉鎖まで、あとわずかとなっています。
およそ5ヶ月間の長い冬眠が目前です。