福島に春の訪れを感じさせる吾妻山の「種まき兎」の雪形が早くも見え始めました。
福島市ではこの冬、2018年の年末に多くの積雪がありましたが続けて降り積ることはなく、
今までのところ雪の少ない冬です。
平地と山で同じ傾向とは限りませんが、市街地から見上げる限りでは山も積雪は多くはなく
この雪形が現れ始めた時期も例年よりかなり早く、2月上旬にはウサギの形が見えてきました。
このあとも積雪により見え隠れするだろうとは思いますが、傾向としては 温暖化の影響か、
見ごろの時期は徐々に早まっています。
かつては吾妻山の雪うさぎと言えば、4月が見ごろだったのですが・・・
福島市内で気温が10℃を超えるようになると、浄土平(標高約1600m)周辺でも気温がプラスになってくると思われますので雪融けが進んできます。
浄土平が閉鎖となってもう5ヶ月以上になるので山の様子も気になりますが、
噴火警戒レベル2(火口周辺規制) + 冬期閉鎖中 ですので
浄土平に設置されているライブカメラで積雪の様子などを確認してみましょう。
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このカメラは、浄土平レストハウス付近から 吾妻小富士と浄土平駐車場入口方向を映しています。
左下の建物が公衆トイレ。右の小さな小屋が料金所。
強風が吹き抜ける場所のため 雪は飛ばされ、もともと積雪量は多くないところですが
それでもアスファルトが見えている状態が続いていますので、このカメラで見えている範囲では雪は少ないです。
駐車場周辺全体を見渡せるカメラはないので、ほかの場所の積雪量は分かりませんがー
例年なら、春の浄土平再開に向けてそわそわしてくる時期ですが
残念ながら今年は「噴火警戒レベル2」に伴う閉鎖が続いていて、今のところ動きがありません。。