吾妻山ではまだ雪が降る時期ですが、山麓は早春の雰囲気。福島市でのサクラの開花もまもなくのようです。
すでに庭先や公園などでは園芸種の花々が開花していますが、浄土平支部的には やはり自然の草花をご紹介したいので
昨年秋にも紅葉のころの様子をご紹介した、福島市郊外の水林自然林を訪ねてみました。
気温は6℃くらい、風も強くて寒い一日でしたが
平地ではしばらく前から雪は降っていないので残雪はまったくなく、枯れた林内に少しずつ緑が顔を覗かせてきそうでした。
歩道には新しいウッドチップが敷き詰められているところもあって、
新鮮な香りを踏みしめながら散策。
スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)とも呼ばれる草花を見つけることができました。
特徴のある葉を探しながら歩くと、花も見つかりました。
群生している場所もあって、踏まないように気を付けて歩きました。
いまが見ごろだと思います。
春植物、“春のはかないもの”の代表のような花ですね。
水林自然林は広いので、カタクリなどの咲く場所がすぐには見つからないかもしれません。
管理事務所に立ち寄って、話を聞いてから歩きはじめるとよいかもしれません。
ちなみに、同じ日に見上げる吾妻山はこんな感じ。
前夜に新雪が積もり、真っ白な雪山に逆戻りです。 標高の高い山の春はまだ遠く、ときには真冬同然となります。