浄土平ビジターセンターの活動

浄土平周辺の『沼』

鎌沼

鎌沼(かまぬま)

標高:1,770m

 蓬莱山、前大巓、姥ヶ原、東吾妻山に囲まれ、形が鎌に似ていることからその名がついたと言われます。標高1770m、周囲約1Km、水深は最深部でも約6mと浅く、凹地に水が溜まってできたようです。特産種アヅマホシクサが見られ、3~4年ごとに多くの花をつけるコバイケイソウの群落は見事。ミヤマリンドウ、イワカガミなども豊富です。

桶沼

桶沼(おけぬま)

標高:1,600m

 浄土平南部の吾妻小富士と相対する古い成層火山です。火口は清冽な濃紺の水をたたえたすり鉢状で直径150m、水深13m。浄土平レストハウスや吾妻小舎の水源にもなっています。7月ころ遊歩道を注意して歩くと、福島の県花・ネモトシャクナゲに出会えるかも。新緑・紅葉の時期も美しい。

五色沼

五色沼(ごしきぬま)

標高:1,740m

 太陽光の具合でコバルトブルーの色が微妙に変化する神秘的な姿から「吾妻の瞳」とか「魔女の瞳」と呼ばれ、一切経山頂からの眺めがすばらしい。古来は雷沼と呼ばれ、人々の雨乞いの地でした。裏磐梯の同名の沼と混同する人も多い。

このページの先頭へ戻る