活動報告 2020/08/27

野生動物とは適切な距離を!

本日はインターンシップの研修を行っている王(わん)が担当いたします。

みなさんは上高地でサルを見たことはありますか?
上高地のニホンザルは冬の-24℃の寒さにも耐える貴重なサルです。

先日はサル追いのために園路の巡視を行いました。

サル追いとは、サルが人馴れしないよう、サルとの距離をとるために行う大切な活動です。
写真のようにエアガンを用いていますが、使用している弾は植物性でおよそ二週間で土に戻る環境に優しいものです。

もしサルに遭遇した場合は、離れて観察すること、エサをあげないこと、目線を合わせないことの三点に気をつけましょう!

また、上高地にはツキノワグマも生息しているので見かけることがあるかもしれません。

もしクマに遭遇した場合は、大声で叫んだり走って逃げたりなどのクマを刺激する行為や近づいて写真を撮ることはしてはいけません。
クマに顔を向けてゆっくり後退するようにしましょう。

サルもクマも人と適切な距離をとることが必要です。特に写真を撮るためにむやみに近づくことに注意してください。

野生動物との適切な距離を意識して上高地を楽しみましょう!

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