自然紹介 2021/06/13

6月中旬のお花たち

 そろそろ梅雨入りの気配が漂う上高地。
 じめじめする時期ではありますが、開花するお花の種類が多く、スタッフおすすめの季節です。
 
 今お問い合わせが多いのが、レンゲツツジ。
 開花は田代湿原で1~2割、岳沢湿原で2~3割ほどです。


岳沢湿原① 穂高と共に


田代湿原② たくさんのつぼみがついて開花が待ち遠しい


田代湿原③ 花が開くといっそう華やか


岳沢湿原① 彩りが加わった六百山の風景


岳沢湿原② 水辺にお花が映えます


岳沢湿原③ 花が開けば開くほど見ごたえもアップ

 他にも人気のお花がぞくぞくと咲いています。


ベニバナイチヤクソウ


ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)


ツマトリソウ


ゴゼンタチバナ


ヤマオダマキ


タガソデソウ(通常は5枚の花弁ですが、珍しい6弁花を発見)


シウリザクラ

 これはほんの一部。紹介しきれないほどたくさんのお花が上高地を彩っています。

 そして他にも散策を楽しませてくれる存在が野鳥たちです。
 今は繁殖の時期なので、運がよければ幼鳥や繁殖にいそしむ親鳥の姿も見ることができます。


エナガの幼鳥ちゃん


卵をあたためているコサメビタキさん

 天気予報を見る限りでは、この先雨マークがずらり。梅雨時期は散策するには億劫になりがちですが、人の少ない時期でもあり、雨に濡れた花や葉は艶やかで風情があります。
 また、思いがけず晴れたりすることもあるので、そんな時は山々の景色を楽しめるチャンスですよ。


大正池より眺める穂高連峰




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