梅雨の晴れ間を利用して、上高地から西穂丸山まで登山を楽しんできました。
登山口からしばらくは、ゆるやかな傾斜の道を進みます。
登山道整備をしてくれているTさんが遠くに見えます。
登山道の笹刈りをしておいででした。
いつもありがとうございます。
ゆるやかな斜度を過ぎると、ジグザク登山道の始まりです。
傾斜が出てきましたが、歩きやすい道です。
心憎い階段!歩きやすいです!
この丸太も高さ違いに設置してあり、足が置きやすい!
ちょっとした工夫でこんなに違うのですね。
職人技に感動です。
登山口から一時間ほどで中尾根に到着です。
中尾根から上部の迷いやすい地点には、ロープが張られています。
残雪期はこのロープが雪に埋もれ道が分かりづらくなりますので、ご注意ください。
標高が高くなるにつれ、葉が出たばかりの木々が多くなります。
新緑を上高地と時間差で楽しめます^^
中尾根からさらに1時間ほど登ると、船底にいるような地形の場所に到着します。
花々が咲き誇る、すてきな空間です。
「舟窪」周辺で見ることができる花々を紹介します。
ショウジョウバカマもサンカヨウも、昨夜の雨で濡れていました。
しっとりとした美しさです。
道沿いにお花畑が!
お花畑の校正要員(花)は、
とても愛らしいオオサクラソウと、
サンリンソウです。
ニリンソウとの違いは、茎葉に柄があるか無いかだそう。
こちらのサンリンソウには柄があります。
大きくて鮮やかな黄色い花をつけるシナノキンバイも咲いていました。
キヌガサソウも咲き始めていました。
まだ蕾も多くあり、これからピークを迎えそうです。
さて、お花畑を通り過ぎると15分ほどで西穂山荘に到着します。
山荘から、さらに西穂高岳方面に20分ほど向かうと、西穂丸山という小ピークにたどり着きます。
背景に笠ヶ岳がそびえているのですが・・・今日は雲の中にかくれんぼしています。
上高地側は雲もなく眺めを堪能できました。
中央の赤い屋根は上高地帝国ホテルです。
霞沢岳2,646mが背後にそびえています。
西穂高岳方面です。2,701mの独標も見えています。
最後に、出会った野鳥をご紹介します。
羽根に青さがあまりないですが、さえずっていたのでルリビタキ雄と確認できました。
春先は上高地にいましたが、繁殖はこのような、標高が高い場所になります。
チョリチョリ・チョリチョリというさえずりのメボソムシクイ。
ムシクイの仲間では、一番標高の高い場所にいます。
西穂丸山は新穂高ロープウェイからも登ることができます。
スタッフも大好きなコース、西穂丸山。
登山候補の山のひとつにいかがでしょう?
西穂丸山(2,452m) 概要======
コース:西穂登山口ー西穂山荘ー西穂丸山
時 間:上り4時間/下り2時間40分 計6時間40分
注意点:
・残雪期(6月中旬くらいまで)は道迷いに注意(上高地側)
・行動水は十分に持参してください。
標高差:947m
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