秋深まる上高地。カラマツの黄葉が見頃になってきました。
バスターミナル周辺も黄色く色付いたカラマツたちに彩られ、冠雪した白い穂高とベストマッチです。
スタッフ一押しの中ノ瀬の大曲(おおまがり)もこの通り。ずらりと立ち並んだカラマツは圧巻です。
カエデなどの広葉樹は10月20日時点ではまだ綺麗な色付きを見せていました。3日経つとさすがに色味は違うでしょうが、木によっては緑を残したものもあったので、上高地で赤の紅葉を楽しむチャンスはまだあるかと思います。
紅葉はだんだんと里の方へと下りていますので、国道158号線の梓川渓谷沿いもとても美しいです。車窓からも色とりどりの山肌をぜひ楽しんでください。
これからカラマツはこの淡い黄色から深みを増していきます。霜や霧氷で白くなった木々が陽の光でキラキラと輝く様、細い葉が光のシャワーのように舞い降る光景、葉が降り積もり一面に広がる朽葉色と柔らかな踏み心地。楽しみ方は様々です。この季節の一時期しか味わえない上高地の紅葉をぜひ生で見て感じてください。
快適に過ごすには服装も重要です。上高地は秋真っ只中ですが、気温的には都会の真冬に当たります。朝は氷点下、昼間も10℃以下が当たり前の世界です。ダウンジャケットに手袋、マフラー、ニット帽など暖かいお支度でお越しください。