上高地の冬期入山ルールについて(お知らせ)
中部山岳国立公園上高地地域は、令和4年11月16日から令和5年4月中旬まで冬期閉鎖期間となっています。この期間に上高地に入山される方は、自己責任を原則とする冬山登山であることに留意のうえ、以下の事項を必ずお守りください。
◆ 入山者へのお願い
上高地は冬期気象条件が変わりやすく、雪崩や落石、地吹雪が発生するなどの危険があります。入山の際は自己責任を原則とし、冬山登山であることに留意して、安全と自然環境保全のために、以下のことをお守りください。
○入山の際、必ず登山届を提出してください。
○雪崩・落石・地吹雪等に十分注意してください。
○用便は冬期トイレを使用してください。
○湿原には踏み込まないでください。
○テントは小梨平野営場で張ってください。
○ゴミや食料は必ずお持ち帰りください。
○林間コース(自然研究路)は通行止めです。
(参考)「上高地地域冬期利用管理方針」の概要
(1)地域一体となった情報提供
冬期の上高地は冬山同様の場所で全ての施設が閉鎖されていること、雪崩や落石等の発生箇所があり危険が伴うこと、入山者は自己責任を原則とする冬山登山者としてみなされることなど、基本認識に関する情報発信を地域一体で進めます。
(2)入山届の提出促進
入山の目的地や入山の形態にかかわらず、上高地へ入る全ての入山者が入山届(登山者カード)を提出するよう啓発を強化します。
(3)湿原等への立ち入り防止対策
湿原等へのむやみな踏み込みが多数確認されている箇所において、立入防止ロープの増設や注意標識の掲出を行い、対策を強化します。
(4)指定場所(小梨平野営場)以外でのキャンプの禁止
不特定箇所でテントの設営が行われ、ゴミの放置やし尿痕が散見されることから、指定地(小梨平野営場)で行うよう指導を行い、ゴミや食糧が放置されることによる野生動物の生態への影響を防止します。
■ 問い合わせ先
中部山岳国立公園管理事務所
電話 0263-94-2024
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上高地トイレマップ(冬期間)