南海トラフ地震や活断層周辺地震の発生が懸念される鳴門公園において、災害時に「自分たちの地域は自分たちで守る」という自覚と連帯感を持つため、鳴門公園関係者が「鳴門公園自主防災会」を立ち上げ、併せて1月21日(火)に「避難訓練」を実施いたしました。
※鳴門支部は「鳴門公園自主防災会」の事務局として参加しました。
今回の訓練の想定は次のとおりです。
【地震・津波】
①1月21日(火) 午前9時に和歌山県沖でM8の地震が発生
②鳴門公園周辺での震度は6強
③徳島県沿岸に大津波警報が発令
④約60分後に千鳥ヶ浜沿岸に約5mの津波が到達(想定)
【被害】
〇公園内の被災者は約320人(千畳敷60人、渦の道200人、お茶園・記念館60人)
〇けが人(記念館)1人、車椅子(千畳敷)1人
〇一部建物の壁面に亀裂発生、鳴門山遊歩道が一部崩落、県道沿いで倒木
〇固定電話が不通、携帯電話がつながりにくい
〇県道鳴門公園線が液状化により通行不可