高架木道にある湖畔展望台へ向かう途中に、丸い波形の鋸歯を持つカシワがあります。
カメラのズーム機能でよく見てみると、緑・黄・赤・茶色・・・といった葉の色づきが細かく変化している様子が確認できました。
一枚の葉っぱから複数の色が見られるとは思わなかったため、嬉しさもひとしおです。
先日の天候は曇り。大きな雲はなく知床連山を一望できました。
ツアー団体のお客様が集まり、旅の思い出に記念写真を撮るお客様も大勢いました。
撮影時は風の勢いが弱く、ゆらゆらと湖面が揺れながらも、山々の姿は知床一湖に映りこんでいました。
黄葉・紅葉が少なくなっていく森を見ていると、冬の気配がやってきているのを実感します。
これからの時期は森の中では徐々に葉が少なくなり、枝や樹皮に止まっている鳥類を観察し易くなります。
自然散策の際は双眼鏡も持参してはいかがでしょうか。
<知床五湖地上遊歩道について>
現在、散策前に10分間のレクチャーを任意で受講できます。
また11月8日(冬期閉園)まで、大ループ(五湖全周コース)は改修工事のためご利用いただけません。地上遊歩道では小ループ(知床一湖・二湖コース)のみ散策できます。
詳しくは知床五湖公式HPをご覧下さい。