自然紹介 2020/12/28

フレペの滝とえびの尻尾

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
自然公園財団知床支部の山田です。
知床で迎える初めての冬。一番おっかないのは通勤で、仕事終わり真っ暗な道の中で一瞬吹雪いて何も見えなくなり、死を意識しました。吹雪怖い。
これから春を迎えるまでに、きっと何度も怖い思いをするに決まっているので、安全運転をこころがけます…。

さてさて、昨日フレペの滝に行ってきたので、その模様をお伝えしたいと思います!

 知床自然センターに車を止めて、フレペの滝に向けていざ出発。
 道中の写真が無いのは、風が強く、雪も深く積もっていたので撮る余裕が全然無かったのです。
 フレペの滝の手前の雪原は特に雪が深く、歩く旅に膝上まで埋まり、長靴の中に雪が入ってきて足が最高に冷たかったです。
 何人か人とすれ違ったのですが、ローカットの防寒靴、スニーカーの人もいました。
 自然センターで長靴とスノーシューをレンタルすることをオススメします。あった方が快適に散策を楽しめますので。

 というわけでヒィヒィいいながら無事フレペの滝に到着。
 先ずは簡単に動画を撮影。
 荒れ気味の海。黒い岩肌と純白の雪と凍る滝。
 このコントラスが美しく、思わず息を呑みます。
 そして感じる自然の過酷さ。


見事に凍っています。間からチョロチョロと滝が流れています


ズーム。水が流れているのわかるかな?


更にズームすると……。むむ!これ、何かに似ていると思えませんか?


エビの尻尾だそうです!僕も知床に来るまでは全く知りませんでした。……言われてみればそう見えるかも??


滝の上の部分。幻想的

 久しぶりに見た凍ったフレペの滝。岩と凍りのコントラストに見惚れてしまう一方で、険しい崖に自然の厳しさを感じました。
 
 氷瀑となったフレペの滝は一見の価値ありなので、冬の知床に来た際は足を運んでみて下さいね。

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