今日はフレペの滝まで自然情報収集に行きました。
知床自然センターから片道20分ほどと手軽に行ける散策コースですが、遊歩道にはまだ雪が残っています。
足元はハイキング用のシューズや長靴がおすすめです。
道中、遠くの方でガサガサッ…と草が揺れる音がしたので、とっさに振り向くとヒグマ……ではなくエゾシカでした。
ドキドキしているこちらを怪訝そうに見つめながらササの葉を食んでいました。
森林を抜けると羅臼岳を始めとする知床連山が一望できます。
この羅臼岳の麓を通り、ウトロと羅臼を結んでいる知床峠(知床横断道路)は未だ冬期通行止め。
除雪が順調に進めば4月下旬には通れるようになります。
今日のフレペの滝の様子です。
別名「乙女の涙」と呼ばれる滝ですが、涙はほとんど流れていませんでした。
岩の割れ目から地下水が染み出すことで現れる滝ですが、まだ岩壁の内部が凍り付いているようです。
とはいえ、険しい断崖絶壁と雄大なオホーツク海の眺めにしばし時間を忘れて見入りました。
<担当:小野寺>