4/20の知床五湖開園から早くも10日が経過しました。
連日、国内外からのお客様をお迎えすることができ、スタッフ一同嬉しい限りです。
知床五湖の高架木道は、周囲に電気柵が張り巡らされているため、ヒグマの出没に影響されることなく、気軽に1湖や知床連山の展望を楽しむことができるスポットです。
そんな高架木道を安全にご利用いただけるよう、定期的に点検を行っています。
木道では落とし物やゴミを発見することもしばしば…。
点検の際に見つけ次第、回収しています。
強風が吹き抜ける日も多い知床五湖。
背丈の高い藪の中や湿地に落ちてしまうと回収が困難な場合もあります。
ご散策の際は、大事な持物が飛ばされてしまうことのないよう、ご注意ください!
さて、ウトロと羅臼を繋ぐ知床横断道路も4/28に開通しました。
9:30~16:00の間、通行可能ですが夜間は路面凍結の恐れがあるため、通行止めとなります。
昨日、知床峠へと車を走らせながら、道路脇のゴミなどの回収に行ってきました。
まだ開通したばかりだったこともあり、ゴミの量は多くありませんでしたが
知床峠の駐車場などでも、いくつかのゴミを回収しました。
匂いのする食べ残しや飲み残しなどは嗅覚が敏感な野生動物たちを誘引し、
人間との接触事故を招く要因にもなりえます。
放棄されたゴミによって、野生動物に悪影響を与えることを避けたいのはもちろんですが、
知床に遊びに来てくださった皆様に、ゴミのない知床の風景を満喫していただきたいなあと清掃を行うたびに思っています。
野生動物にとっても人間にとっても心地よい環境を保つべく、
これからも清掃業務を継続していきたいと思います。
(岸田)