8月に入り、知床でも30℃を超える猛暑日が続いています。
外にいるだけで汗が出てきますが、暑さにめげずペレケ川を散策してきました。
本州では九州以北、北海道内では全域で生息しているトンボです。
成熟すると赤くなるため、他のアカトンボ類とやや類似しますが、翅に茶色い帯が見られるのはミヤマアカネだけなので区別できます。
池沼に生息するアキアカネやナツアカネと異なり、河川の堤防沿いなどでよく見られます。
コフキトンボとも少し似ていますが、前翅の脈が11本以上ある点が同定ポイントです。
(コフキトンボは結節前横脈が9本以下)
ペレケ川ではトンボの他にも沢山のチョウ類が飛んでいました。
川のせせらぎを耳にしながら生き物たちを観察できるペレケ川、おすすめの散策スポットです。
野外を散策される際はこまめな水分補給等、熱中症対策を忘れずに!
(岸田)