フレペの滝遊歩道で散策をしていると、林床のササ原からエゾライチョウが顔を出しました。
オスとメスの簡単な違いは、のど元が黒いのがオス、黒くないのがメスです。
本州のライチョウと異なり、夏毛冬毛の変化はありません。
急いでカメラを構えたため、写真がブレてしまいました。
森の中では、太い木の枝に留まっているオスも見かけました。
褐色基調のメスと比べて、黒いのど元や目の上の赤い線が目立ちます。
太陽の光を浴びながら悠然とした姿勢で森林を見渡す様子が非常に印象的でした。
森の中では、葉は落ちた分枝に止まっている小鳥が見つけやすくなっています。
快晴になると、フレペの滝と美しい知床の山々を一望できます。
現在、知床連山の白い冠雪が少しずつ広がっていき、知床ウトロがますます寒くなっているのを実感します。
散策の際は、防風・防寒対策のため厚手のジャケットやフリースを着込んで歩くことをおすすめします!