6月30日、八甲田連峰のひとつ「井戸岳」の植生復元作業に同行しました。
井戸岳(標高1,550m)は1970年代~の登山ブームで利用者が増えたことで、
植生が踏まれ、一部の裸地化が大きく進んでしまいました。
その裸地化をもとの状態に近づけるべく、30年ほど前から植生復元作業が行われています。
今回は今年最初の活動で、植生の確認や調査区画の片付け、
現場を見ながら今後の活動計画等の話し合いをしました。
以前よりも緑が増えた印象で、みんなで顔をほころばせました。
今回の井戸岳周辺では特にオダマキが多く見られ、
他にもヨツバシオガマ、イワカガミ、ミヤマキンバイなど色々な花が見られました。
井戸岳の帰り道、毛無岱(けなしたい)湿原を眺望。
この場所の秋の草紅葉も楽しみです。