社員インタビュー
入社理由は?
以前は地元の観光協会で外国人観光客の対応をしていました。タイ国際航空の就航をきっかけに増加した観光客を相手に、タイ語を使う機会もありました。
もっと自然の中で海外の方の役に立てる仕事がしたいと思っていたところ、自然公園財団の外国人対応強化の話を聞き、魅力を感じて転職しました。自然や環境の専門知識はありませんでしたが、語学力やコミュニケーション力を活かして貢献できると感じました。
今までの心に残っている仕事や、今の業務について。
環境省の夜間利用検討業務に参加し、支笏湖で夜のイベントを企画しました。ナイトカヌーやダイビング、虫探しなど、地域の若手や住民と協力して実施しました。コロナ禍で観光が制限される中でも、来訪者が少ない夜間に自然を活かした安全なイベントとして好評を得て、今でも継続されているイベントもあります。地域のつながりを感じられる取り組みでした。
子供向け自然観察イベントを初めて企画しています。グループ1組に1人の自然解説員が付き添い、生き物の観察方法や、図鑑の調べ方を伝授。夏休み期間中、平日ほぼ毎日開催予定で、子供たちが自然に興味を持つきっかけになるよう工夫しています。今一番楽しみにしている企画です。
新しいイベントは2〜3年計画で準備しています。支部の人員に少し余裕が出てきたことで、新しいことに挑戦しやすくなってきました。私はそのサポート役として、調査や企画が円滑に進むようにマネジメントしています。地域との連携や持続可能な活動を意識した取り組みを進めたいです。
自然公園財団の強みとは?
他支部の仲間と情報交換できる環境があるのはとても素晴らしいことです。顔の見える関係を築き、相談し合える体制があることで、より良い仕事ができると感じています。
実際に、昨年は北海道の職員を集めて研修を実施し、知識や経験を共有し、業務の質や連携を高めることを図っています。
プライベートの時間について
自然の知識がなくても、自分の得意分野を活かして活躍できます。入社後に学ぶことも可能で、周囲がサポートしてくれます。様々な人が集まると、職場がより楽しくなると思います。自然が好き、人と関わるのが好きという気持ちがあれば十分です。
人が優しくて、みんなそれぞれ得意分野を持っているのが魅力です。「悪い人はいません」と面接でも伝えています。明るくて楽しい支部で、互いに尊重し合いながら働ける環境があります。