お知らせ 2021/02/10

阿蘇支部のお仕事 ~プロローグ~

阿蘇支部所長から

日本の自然景観の美しい地域の一部は国立公園に指定されている。
我々の心身を豊かにし、育んでくれるところ。最近では海外からも火山や草花を観に、登山やトレッキング等の自然体験を目的とした旅行者等が増えている。九州の中央に位置する「阿蘇くじゅう国立公園」も例外ではなく、国内外から多くの来訪者があった。最近は、新型コロナウイルスの影響等で静かな原風景を魅せている。
阿蘇はまだ寒い、が一方で野焼きの声も聞こえ、春を迎える準備も進んでいる。
噴火が収まった阿蘇第一火口、季節により緑やピンク、黄色、黒と彩を変える千年草原とカルデラ内の人の営みが融合し、悠久の原風景が静かな時を刻んでいる。
そんな中、阿蘇支部ではスタッフが施設の管理、美化清掃、協力金徴収と元気に頑張っている。阿蘇山上の気候は変わりやすく、寒く、底冷えのする今の季節に笑顔で活動している。活動の場は広く、支部事務所から遠い山上の草千里駐車場での料金徴収、カルデラの南外輪までの清掃管理、標高が1500mを超える中岳・高岳の登山道巡視業務。子供たちや来訪者等への自然ふれあい活動、地域イベントへの参加。現場では臨機応変に対応できる3人の現場スタッフリーダーを中心に元気に動き回っている。
活発に活動を続ける阿蘇第1火口、広大な草原、春にはピンクの彩を魅せるミヤマキリシマ、この素晴らしい自然を守り、後世に伝える大切な活動のいろいろを阿蘇支部もお手伝いし、頑張っていきたい。(中尾忠規)

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