磐梯吾妻スカイラインは4月23日(火)午前10時に予定どおり再開通しました!
待ちに待った冬期通行止め解除でしたが、あいにく再開通後の3日間は濃霧や強風などで天候が優れず、お越しになるお客様は少なめでした。
標高約 1600mの浄土平周辺はおおむね平地より1ヶ月くらい季節が逆戻りする感じですので、まだ冬の終わりくらいの感覚で、防寒対策をお願いします。
浄土平レストハウス、ビジターセンター、天文台も再開館していますので寒い時は屋内で休憩することができます。
道路の除雪が終わり、私たちが浄土平で準備作業を開始したころと比べると、残雪はずいぶん少なくなりました。 もともとの積雪量も平年より少なめでした。
そのため、早春の山スキー、スノーシュー散策などが目当ての方にはまったく物足りない残雪量だと思います。
駐車場に隣接する浄土平湿原を一周するコースも雪解けが進んでいます。
雪に足が埋まったりして濡れることがあります。
靴が濡れたり汚れても構わない方は、足元に気をつけながら散策してみてください。
「吾妻小富士」の登山道には残雪はありません。強風には注意してください。
浄土平湿原の先(南側)にある桶沼(おけぬま)はまだ残雪が多く、通常歩くルートも雪の下です。
初めて行くという方にはオススメできません。
雪解けは5月下旬くらいまでかかると思います。
凍結が解けて青い水面が現れてくる光景は美しい眺めですが、暖かい日があるとあっという間に解けてしまい、絶好のタイミングで開眼(?)を見るのはなかなか難しいです。
すでに水面の一部はひび割れて、青色が覗き始めています。
水辺まで下りる道はありません。
ゴールデンウィークの浄土平はまだ残雪の時期です。
新録や開花は5月中旬以降となります。
気象条件によっては降雪や路面凍結のおそれもある時期ですのでお気をつけください。
5月7日(火)まで毎日 17時〜8時は「夜間通行止め」です。
高湯、土湯峠のゲートからスカイライン中間点の浄土平まで、20分〜30分程度かかります。
17時までにスカイラインのゲートの外に出ている必要があるので、ゲートから入場できるのは16時までです。