前半の3連休と後半の4連休に分かれていた今年のゴールデンウィークでしたが、おおむね好天に恵まれて、磐梯吾妻スカイライン・浄土平周辺は連日たいへん賑わいました。
「夜間通行止め」ですので早い時間から出発したい登山のお客様などで、磐梯吾妻スカイラインのゲート前には朝から通行止め解除待ちの長い車の列ができました。
浄土平駐車場もほぼ終日、ほぼ満車の状況が続きました。
たいへん多くのご来浄ご利用ありがとうございます。
トラブルも無かったわけではなく、登山中のケガや落とし物、交通事故や渋滞、バッテリー上がり、また混雑時にはいつものことですが、浄土平では通信回線混雑のためインターネット接続がまったくできなくなりました。
休暇のご都合などあると思いますが、今後も分散利用にご協力いただけますと幸いです。
GW期間中、山麓の平地では真夏日となった日もあって、平地より約10℃気温が低い標高1600mの浄土平でも陽射しが暑いと感じるくらいとなりました。
雪解けが一気に進んでいます。
ゴールデンウィークの始まりにはまだ凍結していた桶沼はあっという間に開眼?しました。
五色沼も同様に、ゴールデンウィーク中に「開眼」しました。
非常に多くの登山客がお越しになって、青い瞳に魅了されました。
浄土平湿原一周コースの木道上の残雪もなくなり、これから新緑を迎えます。
桶沼周辺ではミネザクラの開花が始まりました!
平年より一週間程度早いと思います。
浄土平湿原の端のほうでは、ポツンとイワカガミが咲きそうになっていました。
地熱がある場所では早めに開花する場合があります。
多くのイワカガミが開花するようになるのは、通常5月末以降です。
残雪が消えると植物の成長も進みます。
混雑状況の面でも、このあと落ち着いて散策、登山ができる6月7月にかけてはお勧めのシーズンです。
晴天の週末はやはり混雑すると思いますが、浄土平駐車場が満車となることは通常ありません。