上高地では4連休中、ベンチ近くにゴミが放置され、サルがそれを漁るという事件が発生しました。
放置されたゴミはコンビニのお弁当カスやお菓子、赤ちゃんのオムツなどでした。
スタッフが報告を受けて現場に到着したときには、すでに周辺に食べ物の匂いが広がっていました。
近くではゴミを漁っていたサルの群れがこちらを伺っていました。
人間が放置したこれらのゴミは、サルやクマ、鳥など多くの野生動物に影響を及ぼします。
彼らが人間の食べ物の味を覚えてしまったら大変危険です。
必要以上に人間に近付き、さらには危害を加える可能性が高くなってしまいます。
そして人間の食べ物の味を覚えてしまった野生動物たちは、もう彼ら本来の生活に戻れなくなってしまいます。
上高地を訪れる方一人一人にお願いします。
「上高地の自然を守る」ことは、訪れる方のマナーにかかっています。
持ち込んだゴミは必ず家までお持ち帰りください。
また、決して野生動物に食べ物を与えないでください。