お知らせ 2021/07/26

ゴミのポイ捨てが与える影響

上高地では4連休中、ベンチ近くにゴミが放置され、サルがそれを漁るという事件が発生しました。


散乱したゴミ

放置されたゴミはコンビニのお弁当カスやお菓子、赤ちゃんのオムツなどでした。

スタッフが報告を受けて現場に到着したときには、すでに周辺に食べ物の匂いが広がっていました。

近くではゴミを漁っていたサルの群れがこちらを伺っていました。


お弁当カスなどのゴミが確認できました

人間が放置したこれらのゴミは、サルやクマ、鳥など多くの野生動物に影響を及ぼします。


スタッフが二人がかりで拾いました

彼らが人間の食べ物の味を覚えてしまったら大変危険です。

必要以上に人間に近付き、さらには危害を加える可能性が高くなってしまいます。


ニホンザルの子

そして人間の食べ物の味を覚えてしまった野生動物たちは、もう彼ら本来の生活に戻れなくなってしまいます。


拾ったゴミは2袋に及びました

上高地を訪れる方一人一人にお願いします。

「上高地の自然を守る」ことは、訪れる方のマナーにかかっています。

持ち込んだゴミは必ず家までお持ち帰りください。
また、決して野生動物に食べ物を与えないでください。

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