待ちに待った季節がやってきました。
ビジターセンターでは、支笏湖でのエゾヤマザクラの開花を判断するためにユースホステル横の並木を参考にしていますが、この中の一本が開花し始めました。開花した枝は、特にユースの屋根からの反射で温められるためか、毎年一足早く開花します。
過去3年間の「見ごろ」の時期はいずれも5月で、7~9日、5~8日、9~12日(ビジターセンター調べ)となっていますが、今年はどうなるでしょう。
周辺のエゾヤマザクラを見渡すと、木全体がうっすらと赤くなって見えます。枝先を拡大してみると、濃いピンク色の蕾が今にも弾けそうな感じでした。ゴールデンウイーク中の天候があまり芳しくないので予想しづらいですが、満開の時期が間近であることに違いはありません。支笏湖の山々がエゾヤマザクラの桃色に色づく様子が目に浮かびます。楽しみですね。
(榊原)