自然紹介 2021/11/23

生きものたちの冬の準備

対岸の恵庭岳の頂上あたりには雪がうっすら積もっています。支笏湖温泉地区では、これまで積もるような降雪はありませんが、園地の落葉樹のほとんどは葉っぱを落とし、あとは雪を待つのみ!という雰囲気です。

来春咲くためのつぼみを付けたナニワズを湖畔で見つけました。ナニワズも本格的な冬に向けての準備は万端!
温泉地区の高台にある休暇村園地では、シマエナガの7、8羽のグループがエサを探しながら梢を移動していました。シジュウカラも一緒に行動していました。これは鳥たちがより効率よく、かつ安全にエサを探せるように別種の集まりをつくる行動でこれを「混群(こんぐん)」と言います。鳥たちもこの先の季節を生き抜くための準備はOK!というところです。
生きものたちは冬の準備を整えています。支笏湖が雪景色になるのはいつでしょうね。
(吉田)

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