教育出版が発行する道徳の教科書「小学道徳⑤」に、「大山の頂上を保護する会」が1985年から取り組んでいる「一木一石運動」が取り上げられました。
「一木」は、山頂の植生の再生のために元々あった植物(現在はヤマヤナギのみ)を植える運動、「一石」は、山頂の土壌の保護のために登山者に石をひとつ頂上まで運んでもらう運動です。
実施している「大山の頂上を保護する会」の事務局は自然公園財団鳥取支部にあります。
この道徳の教科書が全ての小学校で採用されるわけではありませんが、多くの小学生に日本の自然保護運動の先駆けになった大山の取り組みを知ってもらえればと願っています。